しあわせ芝居

「シングルシリーズ」は、桜田淳子さんのシングル1曲にスポットライトをあてて紹介していきます。

「シングルシリーズ」で紹介する内容は、

・ジャケット写真
・データ(発売日、作詞、作曲、編曲、売上、B面曲)
・オリコンチャート
・歌本
・「Thanks 40 ~青い鳥たちへ」のブックレットから紹介
・「桜田淳子 Thanks 40 スペシャル ~ファン感謝DAY」で淳子さんが語った内容を紹介
・紙ジャケットのライナーノーツから紹介
・さくらんぼ情報
・衣装とそのテレビ番組
・振り付け
・ポスター
・所感
・エピソードまたはミニ特集
・カセット
・動画(これは、たまにです。当時のビデオより)

の構成で紹介していきます。

【ジャケット写真】
(1)



ジャケット写真いい感じでしょうか?
曲のイメージに合わせ、黒い衣装です。(7/5追記)


【データ】
1977年11月5日発売
作詞 中島みゆき
作曲 中島みゆき
編曲 船山基紀
売上 36.5万枚
最高位 オリコン3位
私の順位 11位(淳子さんのシングルでの順位)

第20回日本レコード大賞 金賞
第4回全日本歌謡音楽祭 グランプリ候補

B面 「晩秋」

【オリコン】
しあわせ芝居は、最高位オリコン3位を記録しました。売上 36.5万枚と淳子さんとしては3番目に売れました。

・しあわせ芝居 1977年12月5日 最高位 3位

(a)1977年12月5日 オリコン3位



懐かしい歌たくさんありますね、、
作詞作曲者の中島みゆきさんの「わかれうた」が淳子さんの上にいます。
「わかれうた」は、オリコン1位をとっています。
「わかれうた」と「しあわせ芝居」がヒットチャートで、競争している不思議な現象になっています。
売れっ子のシンガーソングライターに淳子さんは、曲を頼んだことになります。

しあわせ芝居のオリコンの順位を追うと

11/14 23位
11/21 8位
11/28 7位
12/5 3位
12/12 3位
12/19 3位
12/26 4位
1/9 4位
1/16 8位
1/23 8位
1/30 16位
2/6 18位
2/13 23位
2/20 25位
2/27 28位

になります。
と4か月にわたりベスト30に入る大ヒットでした。
追いかけてヨコハマが発売されても29位に入っているので、淳子さんの曲としては、長い間、ヒットしました。
この曲で第20回日本レコード大賞 金賞を受賞しています。

上記のすべてのオリコンチャートを紹介してもいいですが、今回は、抜粋して紹介します。


(b)1977年11月14日 オリコン23位



(c)1978年1月9日 オリコン4位



(d)1978年2月27日 オリコン28位



【歌本】
(2)歌本からです。




【Thanks 40 ~青い鳥たちへ】
ブックレットには、しあわせ芝居について、淳子さんは、下記のように語っています。

どうして桜田淳子に作品を提供しようと思われたのか、すごい不思議でした。
それまで、ずっとアイドルで、イメージが出来上がっていましたから。
不幸とか、陰を感じさせない存在だっと思うんです。

デモテープを聴いたとき、鳥肌がたって涙がとまらなくなりました。

当時片思いをしていたこともあって、自分の中で、抑え込んでいた感情・・・普通の女の子と同じように泣いて
もがくんだという心の叫びを代弁してくれたように思えたんですね。
自分でも気づかなった一面をこの歌が引っ張りだしてくれたような気がします。
間違いなく私の代表曲です。
苦しさから解放してくれたみゆきさんには、感謝します。

【Thanks 40 ~青い鳥たちへ ファン感謝DAY】

Thanks 40 ~青い鳥たちへ ファン感謝DAYでは、
「しあわせ芝居」は、3番目に歌われました。

「ファン感謝DAY」では、「しあわせ芝居」については、【Thanks 40 ~青い鳥たちへ】のブックレットと
同様なことを淳子さん言っていました。

”中島みゆきさんから曲をいただけるなんて思わなかった。
こういう表現ができるなんて???泣いてしまった。???
中島みゆきさんを、尊敬しています。”

【しあわせ芝居紙ジャケットライナーノーツ】

しあわせ芝居紙ジャケットライナーノーツでは、淳子さんは、下記のように書いています。

当時の私の願いとしては、自分より楽曲が勝って欲しいという気持ちがあったんです。桜田淳子というアイドル歌手の人気だけが先行してしまっているように思えたんです。
言い方は、難しいですが、出せば、ある程度売れてしますという意味でも私の肩に責任感がのしかかってします気がしてそれがすごく重かったのです。
だから今、思えば贅沢なことなんですが、そうじゃないものがほしくて。
そんな時、この歌をいただいたんです。



【Thanks 40 ~青い鳥たちへ】【Thanks 40 ~青い鳥たちへ ファン感謝DAY】【しあわせ芝居紙ジャケットライナーノーツ】で、語っているように、桜田淳子さんは、「しあわせ芝居」の詩に感激し、”自分より楽曲が勝っている”いい歌をもらったわけですね、、そして、中島みゆきさんに感謝しているわけですね、、


【衣装】
次にここで、恒例の衣装を紹介です。

(3)まずは、白い衣装
1977/11/21の夜のヒットスタジオ



この衣装は、下記でも、着ていました。
1978/1/16の夜のヒットスタジオ
1978/2/6の夜のヒットスタジオ
1977/12/24 の全員集合
1978/1/1のスター誕生
1978/2/8 たまりまセブン大放送!

この白い衣装が一番多かったですね、、

第4回全日本歌謡音楽祭も白い衣装でした。


(4)同じ白い衣装
第4回全日本歌謡音楽祭



(5)薄いピンク
1977/11/10 トップスターショー(TBS)



(6)同じく薄いピンク
1978/1/26 ザ・ベストテンでの衣装(4位)



(6)は、(5)の衣装と同じと思われるが、(5)と違うところは、首のリボンをはずし、首元を出している。


(7)青い衣装
1978/2/2 ザ・ベストテンでの衣装(5位)



(8)薄い緑のロングドレス
1978/12/31 レコード大賞 金賞



(9)白い衣装
1978/12/31 紅白歌合戦



皆さん、どの衣装がいいでしょうか?

他にも衣装あるようですが、、

【振り付け】

曲調のため、振りは、右手で最小限でした。

(10)”心のページ”での振り



(11)ラスト(さび)の部分



シンプルな振りも、この曲に合っていて良かったです。

【ポスター】

(12)



このポスターは、「しあわせ芝居」のアルバム予約特典ポスターのひとつです。
このポスターは、大好きで、10点満点中8点です。

他にも、「しあわせ芝居」のアルバムの予約特典ポスターもありますが、これは、後に紹介します。

ジャケットとポスターとも曲のイメージに合わせて、笑顔なしの写真です。
ポスターもジャケット写真ともに、笑顔なしは、珍しいでは、ないでしょうか?
ジャケットとポスターは、皆さんは、いかがでしょうか?

【所感】

「しあわせ芝居」は、前作の「もう戻れない」が売上14.4万枚でしたので、中島みゆきさんを作詞作曲をお願いし、36.5万の大ヒットになりました。
この曲で、淳子さんのアイドルから大人の歌手への転機になりました。
この大人の歌手への転機(中島みゆきさんへの曲への依頼)は、賛否両論ありますね、、
もう少し、アイドル路線でいくべきだったからとか、、、
いや、大人の路線に行って正解だったとか、、
私は、大人の歌手への転機(中島みゆきさんへの曲への依頼)は、良かったと思っています。
理由は、あります。皆さんはどう感じていますか、、

曲に関しては、せつない恋心をしっとり歌いあげた曲で、じっくり聴くことができます。
また、淳子さんが、今までは、明るく、のびのびと声を出していましたが、おさえて
歌ってくれて、それも非常に、じっくり聴くことができるんです。

「しあわせ芝居」は、は、私の淳子さんのシングルの中では、11番目に好きです。
11番目は、大好きな曲です。
皆さんは、「しあわせ芝居」は、いかがでしょうか?

B面の「晩秋」も、秋らしいいい曲です。


【さくらんぼ情報】

さくらんぼからです。
(13)



しあわせ芝居で「イメージチェンジ」と書いてあります
それまで、原色の明るい華やかさを誇ってきた桜田淳子がこの歌で、「紫色」に変貌したとあります。

さくらんぼと言えば、今、さくらんぼ(果物)の季節ですね、、今、おいしいです。


【エピソード】

さくらんぼからです。
(14)



しあわせ芝居のヒット記念パーティーでの桜田淳子さんと中島みゆきさんです。
中島さんは、淳子さんのことをこう言っています。

「あたし淳子ちゃんの大ファンだったんです。こんないい女と一緒に仕事できてとてもうれしい。
いい女と一緒だとレコード大賞をもらたっときも、絵になりますね」

「スポニチ秘蔵アイドル全集 桜田淳子」にもしあわせ芝居のヒット記念パーティーの事が載っています。
「しあわせ芝居」40万枚突破(オリコンでは、36.5万枚)で、東京プリンスホテルで、中島みゆきさんとクリスマスパーティーを1977年12月18日に開きました。
中島みゆきさんは、淳子さんのことを「淳子ちゃんの私にとってのイメージは、ガラスの人形でした。
そこから女の子らしいやさしさやあたたかさを引き出してみたいと思っていた」と語っています。

中島みゆきさんが淳子さんのために素晴らしい曲を作ってくれましたね、、

ここで、淳子さんは、「イメージチェンジでなく前進です」と言っています。
「私の青い鳥のイメージは、不可欠で、捨てる気はない。だから一歩、一歩なんです。変わっていくのは」と、、、語っています。


【カセット】
当時「しあわせ芝居」をエアチェックしたカセットを紹介します。カセットも当時の想い出いっぱいで懐かしいです。
(少し恥ずかしいですが、、、)
レコード持っていてもFMでエアチェックしちゃんですね、、、
「ギャル」の曲名がわからないようですね、、、
→調べました。
”好きになれば命がけよ。冗談なんかでは済ませてあげないは”の歌詞で、
石江理世さん、目黒ひとみさん、黒木真由美さんのユニットのギャルの歌で、「薔薇とピストル」でした。
すごい懐かしいです。 (7/5追記)

(15)








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