「アニーよ銃をとれ」1983年9月の公演

桜田淳子さんの「アニーよ銃をとれ」は、過去、下記のように3回、公演しています。

第1回目は、
1980年10月2日~10月25日 新宿コマ劇場で主演 アニー・オークリー役 
フランク役はあおい輝彦さん

第2回目
1983年9月14日~9月27日 新宿シアターアプルで主演 アニー・オークリー役
フランク役は井上純一さん

第3回目
1986年10月15日~11月15日 シアターアプル(全国でも巡演)で主演 アニー・オークリー役
フランク役は寺泉憲さん



2回目の公演は、中身を凝縮したダイジェスト版でした。
「アニーよ銃をとれ」は、
女性射撃手アニー・オークレイと射撃ショーの花形スターのフランク・バトラーが一目惚れし、
対決までを描くストーリーです。

(1)パンフレット




(2)プログラム

「アニーよ銃をとれ」は、淳子さんが歌うシーンの素晴らしさは、頭に残っていますが、あまり覚えていません。
公演のプログラムを所持していました。





(3)チケット
「アニーよ銃をとれ」のチケットが、出てきたんです。これには、感激しました。
これで、観に行っていたことを確信しました。



やはりチケットは、行った証にないありますので、私にとっては、何よりもお宝です。
4000円でした。A席が4000円、B席が3000円でした。

(4)公演スケジュール



9月17日(土曜日)の14時の公演でした。
席も、中央で、まずまずの席でした。


(5)出演者とスタッフ



演出:岡田敬二

アニー・オークリー:桜田淳子
フランク:バトラー:井上純一
ドリス・テイト:中村晃子
チャーリー・ダヴェンポート:花王おさむ
バッファロー・ビル:池田鴻
シッティング・ブル:荒井柱


ここで、演出した岡田さんの言葉を紹介したいと思います。
「三年ぶりに、桜田淳子のアニーオークリーに再会できてとてもうれしく思っている。
三年前、菊田先生(江利チエミの時の演出)に代わり、演出の指名を受けた時は、感慨深いものが
ありました。同時にミュージカル初出演の桜田淳子を預かる形になり、責任の重さを感じました。
幸い、殆ど、ひと夏を費やした激しい稽古に桜田淳子が立派にたえ、共演者のチームワークの良さに
支えられ、彼女が芸術祭の優秀賞を受賞した時は、スタッフ一同、大いによろこんだものでした。
今回、シアターアプルで再演することになり、私としては、うれしさと同時に責任の重さを感じています。
なにより楽しみなのは、この3年間の桜田淳子のミュージカル女優としての成長ぶりです」

とあります。

ここで、「アニーよ銃をとれ」の様子です。

(6)



(7)



「アニーよ銃をとれ」のナンバーは、下記などがあります。
主に、アニーが歌ったナンバーだけです。

自然のままに (Doin' What Comes Natur'lly)
鉄砲で男はつかまらない(You Can't Get AMan With A Gun)
朝にはお陽さま(朝に太陽 夜には月) (I Got The Sun In The Morning)
恋は素晴らしい・・・ (They Say It's Wonderful)
ショー・ビジネス(ショウほど素敵な商売はない) (There's No Business Like Show Business)
オールド・ファッション・ウエディング(Old Fashioned Wedding)
お月さまの子守唄(Moonshine Lullaby)
あたしもインディアン(I'm An Indian,Too)
あの人の腕にだかれて(I Got Lost In His Arms)
あんたに負けない(Anything You Can Do)


この「アニーよ銃をとれ」を観た所感ですが、40年前なので、ほとんど覚えていません。
桜田淳子さんのミュージカルーの素晴らしさ、はっきりしたどうどうとした台詞が印象に残っています。
桜田淳子さんは、ミュージカルに憧れていましたし、
ミュージカルは、桜田淳子さんの才能ということを考えると、合っていると思います。
桜田淳子さんほど、歌って、演じて、踊れるスターは、いませんので、、、

”さくらんぼ”から

(8)「アニーよ銃をとれ」に臨む桜田淳子さんの声です。




桜田淳子さん以外「アニーよ銃をとれ」を紹介します。
日本では、
1964年10月に新宿コマ劇場にて初演
アニー役は江利チエミさん、フランク役は宝田明さんでした。

島田歌穂さんが1988年、高橋由美子さんが1997年にアニー役を演じています。

海外では、
劇場
1946年 エセル・マーマン
1999年 バーナデット・ピータース
映画
1950年 ベティ・ハットン
テレビドラマ 
1954年 ゲイル・デーヴィス
が演じています。
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