1978年の桜田淳子さん

1月1日  ドラマ NHK 「変身旅行」
1月   NHK「花のステージ」で初司会
1月   文化放送 「淳子、陽介 青春の詩」初DJ
1月22日 東條会館でファンの集い
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2月4日 ドラマ 初めてのワイド「わかれ道~ある朝炎のように」
2月17日から8月18日 ドラマ 「江戸プロフェッショナル・必殺商売人」ナレーション
2月25日 「追いかけてヨコハマ」発売
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4月25日 アルバム 「ステンドグラス」発売
4月25日~5月1日 日劇 桜田淳子ショー 淳子満開!
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4月29日 映画 「愛の嵐の中で」公開
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4月 ラジオ関東 「爆笑ジャンイアンツアワー」
5月21日 ドラマ 初めての東芝日曜劇場 「初恋通りゃんせ」
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6月5日 「リップスティック」発売
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6月21日 ドラマ 「希望の大地~75万人の日系ブラジル移民」
6月25日 「ベスト・ヒット・アルバム」発売
7月8日~8月5日 ドラマ コメディ公園通り「愛一つ恋一つ」
7月29日 ドラマ 「魚たちと眠れ 洋上女子大学殺人事件」
8月 民音 縦断公演
9月5日 「20才になれば」発売
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9月17日 リサイタル5
10月1日~10月30日 舞台「おはん長右衛門」
10月「しあわせ芝居」でレコード大賞金賞受賞
10月25日 アルバム 「20才になれば」発売
12月21日 アルバム「淳子リサイタル5」発売
12月24日 ドラマ 「おはなちゃん繁盛記」 第11回「売られた姫君危機一髪」
12月25日「冬色の街」発売
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12月31日 「しあわせ芝居」で紅白出場

1978年の桜田淳子さんで、私の中のベスト5は、

1位  リサイタル5
2位  初めてのワイド「わかれ道~ある朝炎のように」
3位  映画 「愛の嵐の中で」
4位 「しあわせ芝居」でレコード大賞金賞受賞
5位 初めての東芝日曜劇場「初恋通りゃんせ」
です。

1位は、観に行きました。リサイタル5は、いつか紹介します。
2位は、初めてのワイド劇場で、淳子さんの大人の魅力が出ていました。
3位は、1978年の唯一の映画で、いわゆるアイドル映画からの脱皮。 
4位は、「しあわせ芝居」が1977年発売された曲ですが、ヒットして、レコード大賞金賞
をとることができました。
5位は、初めての東芝日曜劇場「初恋通りゃんせ」でバスガイド役が印象的でした。



●次に音楽祭の賞について


・1973年が桜田淳子さん、1974年が山口百恵さん、1975年が桜田淳子さん、1976年、1977年は、山口百恵さんの年でした。
ここで、1978年の桜田淳子さんと山口百恵さんのレコード売上を比較をして見ると
(1978年の賞の対象になる前年11月からその年の10月までに発売された新譜を比較しました。)

しあわせ芝居 1977年11月5日 36.5万枚 3位
追いかけてヨコハマ 1978年2月25日 16.4万万枚 11位
リップスティック 1978年6月5日 19.6万枚 10位
20才になれば 1978年9月5日 11.7万枚 14位

赤い絆  1977年12月21日 21.5万枚 5位
乙女座宮  1978年2月1日 31.4万枚 4位
プレイバックPart2 1978年5月1日 50.8万枚 2位
絶体絶命  1978年8月21日 37.6万枚 3位

1978年は、淳子さんが「しあわせ芝居」で健闘しましたが、百恵さんの年でした。

桜田淳子さんは、「しあわせ芝居」で第20回日本レコード大賞金賞を受賞しました。



(9)レコード大賞での桜田淳子さん




インタビューで、「ドレスアップしてみましたが、、上がり気味です」と淳子さん言っていました。

(10)同じくレコード大賞でのドレスアップした淳子さん



第20回日本レコード大賞金賞以外でも、淳子さんは、数々の賞を獲りました。
第4回日本テレビ音楽祭では、「リップスティック」でグランプリ候補に入りました。
第4回あなたが選ぶ全日本歌謡音楽祭では、「20才になれば」で男性視聴者賞でグランプリ候補に入りました。
第9回日本歌謡大賞では、「20才になれば」で放送音楽賞候補に入りました。




淳子さんは、「よかったネと言ってくれた人達にむくいるためにも頑張りたい」と言っていました。




第7回FNS歌謡祭では、「20才になれば」で歌謡音楽賞を受賞しました。
全日本有線放送大賞では、「20才になれば」で優秀スター賞を受賞しました。

(11)全日本有線放送大賞での淳子さん





1978年の日本レコード大賞について触れたいと思います。

まずは、レコード大賞金賞10曲は、下記です。

「UFO」 ピンクレディー
「プレイバックPART2」山口百恵
「ブルースカイブルー」西城秀樹
「LOVE(抱きしめたい)」沢田研二
「かもめはかもめ」研ナオコ
「グッドラック」 野口五郎
「故郷へ」八代亜紀
「たそがれマイラブ」 大橋純子
「しあわせ芝居」 桜田淳子
「シンデレラ・ハネムーン」岩崎宏美

桜田淳子さんと山口百恵さんが揃って金賞を受賞しました。
レコード大賞は、下馬評では、沢田研二さんと山口百恵さんの争いで、
ピンクレディーは、厳しいと予想されていました。

レコード大賞は、ピンクレディーの「UFO」でした。
そして、最優秀歌唱賞を受賞したのは、沢田研二 さんの「LOVE(抱きしめたい)」でした。

ピンクレディーの「UFO」のレコード大賞は、画期的でした。
ベテラン、正当派歌謡重視のお堅いレコード大賞が、アイドルのピンクレディーを選らんだことは、
当時、少し驚きましたが、、ピンクレディーのヒットを考えれば、獲ってもおかしくありませんでした。
ピンクレディーは、仕事が忙しく、非常に頑張っていたので、獲れて良かったと当時思っていました。
ピンクレディー自身も感無量の受賞でした。


一方1978年の日本歌謡大賞放送音楽賞についても触れたいと思います。
放送音楽賞候補は、

「サウスポー」 ピンクレディー
「グッドラック」野口五郎
「シンデレラハネムーン」 岩崎宏美
「プレイバックPART2」 山口百恵
「女ともだち」 高田みづえ
「かもめはかもめ」研ナオコ
「ブルースカイブルー」西城秀樹
「20才になれば」 桜田淳子
「国道ささめ雪」 狩人
「Do it BANG BANG」 榊原郁恵
「故郷へ」 八代亜紀
「LOVE(抱きしめたい)」 沢田研二

の12人でした。

淳子さんも放送音楽賞候補に入りました。
淳子さんは、「よかったネと言ってくれた人達にむくいるためにも頑張りたい」と言っていました。

結局放送音楽賞は、12人の中から下記7人でした。

「グッドラック」野口五郎
「サウスポー」 ピンクレディー
「プレイバックPART2」 山口百恵
「LOVE(抱きしめたい)」 沢田研二
「故郷へ」 八代亜紀
「ブルースカイブルー」西城秀樹
「かもめはかもめ」研ナオコ

日本歌謡大賞大賞は、 ピンクレディーの「サウスポー」でした。



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