イタズ 熊

「イタズ 熊」は、1987年9月5日公開の東映 の映画です。
当時のプログラムです。



昭和3年秋田県阿仁村を舞台に、老マタギと少年とイタズ(熊)の出会いを基に心のふれあいを描いた映画です。。
監督は原作も執筆した後藤俊夫さんです。(イタズとはクマの方言です)
1987年、第42回毎日映画コンクール・日本映画優秀賞し文部省特選映画です。

桜田淳子さんは、主人公の老マタギ岩田銀蔵(田村高廣さん)の戦死した息子の未亡人の岩田キミ役を演じています。
桜田淳子さんは、戦死したダンナさんの父親や自分の子供を大事にして、
映画としても、最後は、悲しいですが、心温まる映画になっています。
共演は、田村高廣さん、宮田浩史さん、由利徹さん、樋浦勉さん、清川虹子さんです。


ストーリーは、人の手で子熊を愛情を持って育て、山に放ったものの、成長し、
大人になった熊(ゴン太)と、闘わねばならない運命を描いています。


渋谷東急で、試写会が行われました。

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また、秋田でも先行ロードショーとして、1987年8月29日 舞台挨拶とサイン会がありました。
後藤監督、田村高廣さん、桜田淳子さんが出席しました。

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秋田東映は、各回とも大入りでした


ロケは、1年もかかったようです。
秋田での撮影シーンです。

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映画より

(6)義父の岩田銀蔵役の田村高廣さんと



(7)息子の岩田一平役の宮田浩史さんと



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この役については、淳子さんは、祖母や母を思い出しながら演じたようです。
また、この映画中、小熊に噛まれたそうです。

この映画で、後藤監督が秋田出身だから出ていただくのではなく、この役にふさわしい女優さんとして
出演をお願いしたいと言ったそうです。
それが、淳子さん嬉しかったそうです。
淳子さん、この映画は、ずいぶん気にいっていて、自分でも2度この映画を観たようです。
今回、淳子さんは、秋田美人のいい役柄でした。
また、この「イタズ 熊」は、感動的であり、非常によくできた映画だと思います。

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